ファクタリング手数料の相場はどれくらい!?手数料水準の目安を知っておけば安全に利用できる!!

ファクタリングによる資金調達を考える中で、大きなポイントとなるのは、やはり「ファクタリング手数料」でしょう。

標準的な相場以上の高すぎるファクタリング手数料を払いたいという方は居ないはずです。

まして、高すぎるファクタリング手数料を要求する業者は危険と言われれば、そんなファクタリング取引は避けたいはずです。

 

今回はファクタリング取引を安全・安心して利用するために、ファクタリング利用時の手数料相場や手数料に含まれる費用の内訳などファクタリング手数料について徹底解説していきます。

 

ファクタリング手数料とは?

ファクタリングとは、売掛債権を売却することで、回収までに時間がかかる売掛債権を前倒しでお金に換える方法です。

自分の持っている売掛債権を、ファクタリング会社に売却することで資金を得ることができます。

 

しかし注意したいのは、100万円の売掛債権を持っていて全額売却したからといって、100万円の現金が手に入るわけではありません。

これではファクタリング会社としても儲けはありませんし、「ファクタリング手続きにかかる諸費用は誰が負担するの?」という話になってしまいます。

 

金利・利息に相当するファクタリング手数料

カードローンやキャッシングなど融資サービスを使ってお金を借りる時には金利というものが発生します。

借入金の利息は、借入の返済時に元本に加えて支払います。

 

そのため、100万円の融資を受けた時の返済額は100万円ではありません。

『100万円+利息』の合計金額を返済する必要があります。そして、この利息が融資を行う金融機関の利益にもなります。

 

ファクタリングは融資ではありません。

そのため、ファクタリングの契約時に「金利」や「利息」というワードは出てきません。

その分、ファクタリング会社では契約に際して、「ファクタリング手数料」というものを徴収しています。

このファクタリング手数料が融資の金利や利息に相当するものと考えればよいでしょう。

 

金利でもファクタリング手数料でも、負担額は少ないに越したことはありません。

資金調達の費用となりますので、先々の経営を考えると、できるだけ負担はおさえておきたいものです。

 

初めてファクタリングの利用を検討されている方は、ファクタリング手数料の相場について調べたり、なるべく手数料の低いファクタリング会社を探したりしていることでしょう。そこで問題となるのが、『ファクタリング手数料は、融資の金利のように明確ではない』という点です。

 

ファクタリング手数料は、契約条件や利用金額などに応じて大きく変動するのです。

思っていたよりも高い手数料を取られてしまい、実際に現金化できた金額に納得がいかない、といったトラブルにならないように、ファクタリング手数料についてしっかりと知識を深めて契約に望むことが推奨されます。

 

ファクタリング手数料は金利や利息に相当する

 

手数料の内訳

一言で“ファクタリング手数料といっても、内訳として様々な料金が含まれています。

一般的にファクタリング手数料に含まれていることの多い項目について表にまとめてみました。

 

<手数料の内訳>

着手金/事務手数料/審査料サービス利用開始時や手続きに対して発生する人件費のようなもの

これらのお金は徴収しないというファクタリング会社が増えてきている。

登記費用等・債権譲渡登記費用

・司法書士報酬

・司法書士紹介料

・債権譲渡登記抹消費用

契約内容によって発生する場合がある。

印紙代・契約書に貼りつける収入印紙代

ファクタリング契約の金額によって異なる

その他、雑費・公正証書の作成費用

・確定日付の付与

・面談等の出張料

ファクタリング会社の利益買い取った売掛債権の回収に際して発生するリスクに対して課せられるファクタリング会社の手数料。融資であれば利息に相当。無事に回収できれば、そのままファクタリング会社の利益となる。

 

買い取った売掛債権の回収に際して発生するリスクに対して課せられるファクタリング会社の手数料。

融資であれば利息に相当。無事に回収できれば、そのままファクタリング会社の利益となる。

 

このようにファクタリング手数料には、ファクタリング会社の利益だけでなく、その他司法書士に払うお金や様々な実費が含まれています。

 

ファクタリング会社によっては、ファクタリング手数料という名目の部分は非常に安価に抑えておき、「着手金」「事務手数料」などで請求金額を増やして、別途徴収する会社もあります。利用者が意識しやすいファクタリング手数料を低くすることで、利用料の総額が安いと勘違いさせているわけです。

 

ファクタリング会社が提示してきた手数料には、何が内訳として含まれているのかしっかりと確認するようにしましょう。

 

手数料水準はどう決まる?

カードローンの金利やクレジットカード分割払いの金利などは、法律で上限金利が決められています。

しかしファクタリング手数料については、そのような法律があるわけではありませんので手数料の上限は決められていません。

そのため、それぞれのファクタリング会社の判断で手数料は決めることができます。

 

先ほどファクタリング手数料の内訳にて解説しましたが、手数料は『実費+リスクに対する保険』で成り立っています。

実費の部分は、どこのファクタリング会社を利用しても大きな差はありません。

この保険部分の変動が、ファクタリング手数料全体の金額を大きく左右することになります。

そして、この費用の大小を決める要因には、以下のようなものがあります。

 

【ファクタリング手数料を決める要因】

  • 売掛債権の信用度
  • 初めての利用するファクタリング会社か2度目以降の利用か
  • 2社間を希望するか、3社間を希望するか
  • いくらの債権を売却する予定なのか

これらの事項を考えながら、実費として発生する費用も含め、トータルでのファクタリング手数料というものが決められていきます。

 

ファクタリング手数料を決める要素

 

手数料の相場を知っておく

手数料の上限こそ定められていないため、手数料は各ファクタリンク会社が自由に決めることができると説明しました。

しかし、そうは言ってもファクタリング手数料にはある程度の相場というものも存在します。

 

ファクタリング会社としても、顧客からの申込を獲得できないと商売にならない以上、同業他社との「競争」という意識はあります。

他社と比較された時に、競争で負けないことも考えることで、ファクタリング手数料の相場というものが生まれてくるのです。

 

はるかに高い手数料を取られて大きな損失を出すことにならないように、相場についての知識を付けておくことは重要です。

以下では、3社間・2社間のファクタリング手数料相場について解説していきます。

 

3社間ファクタリングの場合

ファクタリングは、『ビジネスローンと比較して手数料が高い』というイメージを持っている方も多いようです。

確かに、ファクタリングでは、融資に比べて高額な手数料が発生することもあります。しかしその多くは、2社間ファクタリングを選択した場合です。

 

3社間ファクタリングの場合、売掛先から直接ファクタリング会社に入金が行われますので、債権回収のリスクを最小限に抑えることができます。

2社間ファクタリングに比べて、貸し倒れのリスクが低いため、ファクタリング手数料も2社間と比較すると非常に安価で済むでしょう。

3社間ファクタリングの手数料相場としては『1.0%~5.0%』程度と言われています。

 

<3社間ファクタリングの図>

3社間ファクタリングの仕組み

 

2社間ファクタリングの場合

2社間で契約している場合、実際に売掛先から入金を受けるのはファクタリング会社ではありません。

そのため、ファクタリング会社としては『入金が行われないリスク』が3社間ファクタリングの時よりもはるかに高まるのです。

リスクが高まるということは、保険としてかけておくお金も増えるため、ファクタリング手数料が高額になります。

 

一般的に、初回利用のファクタリング契約で2社間契約を選択した場合、『5.0%~10.0%』の手数料が発生するものと思っておきましょう。

取引金額や売掛債権の信用度によっては20%近い手数料が取られるケースもあります。

 

<2社間ファクタリングの図>

2社間ファクタリングの仕組み

 

 

ファクタリング会社を選ぶ時は慎重に!

あくまでも一般的なファクタリング手数料の相場ですので、個々の契約条件によって相場通りにいかないことも考えられるでしょう。

そこで、ファクタリング会社を選ぶ時には、手間はかかっても、3社以上のファクタリング会社に見積もりを出してもらうことを推奨します。

 

実際に提示されたファクタリング手数料を見比べることで、自分の契約条件の手数料相場というものを知ることができるでしょう。

この時に注意しておきたいのは、「ファクタリング手数料」と「必要実費」や「諸費用」を別で明記している会社もあるという点です。

 

見積もりやファクタリング会社の案内をよく読み、『実際にトータルで発生する費用』を比較していきましょう。

 

おすすめのファクタリング会社

今回はファクタリング手数料に着目して解説しました。ここでは、ファクタリング業界のなかでも、ファクタリング手数料低め、利用しやすいファクタリング会社をご紹介します。

 

GMOペイメントゲートウェイ

一部上場企業のGMO PAYMENT GATEWAY

 

  • 一部上場会社であるGMOグループのファクタリング会社
  • ファクタリング手数料は業界トップクラスの低水準
  • 2社間ファクタリングで取引先に知られず資金調達も可能

▼こちらから相談・申込

【GMO BtoB 早払い(ファクタリング)】銀行以外の資金調達ができます/売掛債権の買取りで借入れ不要


 

<GMO BtoB 早払いの特徴>

2社間ファクタリング取扱い可能
ファクタリング手数料1.0%~
個人事業主利用可否不可/法人のみ
即日現金化不可/最短2営業日

 

ウィット

ウィットのファクタリングサービスは小口専門

最小30万円~500万円までの小口ファクタリング専門で個人事業主の利用に最低なファクタリング会社

非対面型・メール診断&申込で最短2時間で資金調達可能

▼こちらから相談・申込

非対面契約に特化したファクタリングでお馴染みの【株式会社ウィット】



 

<ウィットの特徴>

2社間ファクタリング取扱い
ファクタリング手数料5.0%~
個人事業主利用可否不可/法人のみ
即日現金化可能

 

 

郵送ファクタリング

営利追及を目的としない一般社団法人

日本中小企業金融サポートだからできるファクタリングサポートです。

日本中小企業金融サポートは郵送だけで完結できるスピード審査&諸費用が少なく、お得に利用できるのが特徴です。

10秒簡易診断サービスで利用可否がすぐに解る!

 

▼こちらから相談・申込

日本中小企業金融サポート機構のファクタリング


 

<日本中小企業金融サポートの特徴>

2社間ファクタリング取扱い
ファクタリング手数料詳細は非公表

(10秒簡易診断で確認可能)

個人事業主利用可否可能
即日現金化可能

 

ビートレーディング

ビートレーディングは知名度No1のファクタリング

ファクタリング業界で知名度No.1・契約件数トップクラスのビートレーディング

業界トップクラスの信頼度と口コミ・評判の良さで安心・安全にファクタリングが利用できます。

 

ビートレーディングが選ばれる理由

▼こちらから相談・申込

ビートレーディングのファクタリング


 

<ビートレーディングの特徴>

2社間ファクタリング取扱い
ファクタリング手数料2.0%~
個人事業主利用可否可能
即日現金化可能

 

三共サービス

三共サービスのファクタリング

業界トップクラスの手数料水準

ファクタリング手数料率は1.5%~(3社間ファクタリング利用時)

▼こちらから相談・申込

売掛金を早期現金化「ファクタリング」で最短翌日で資金調達を!


 

<三共サービスの特徴>

2社間ファクタリング取扱い
ファクタリング手数料1.5%~
個人事業主利用可否不可/法人のみ
即日現金化可能

 

えんナビ

えんなびのファクタリングサービス

赤字・債務超過・税金滞納中・リスケ中でも利用可能

365日24時間対応可能なえんナビ

 

▼こちらから相談・申込

ファクタリングで売掛金を即日資金化!【えんナビ】



 

<えんナビの特徴>

2社間ファクタリング取扱い
ファクタリング手数料5.0%~
個人事業主利用可否不可/法人のみ
即日現金化可能

 

まとめ

ファクタリング手数料のパーセンテージを大きく左右するのは、ファクタリング会社が背負うリスクの大きさです。実際に発生する費用にリスクの大きさに合わせた保険を加えて、手数料を決定していくからです。

 

自分が結ぼうとしているファクタリング契約では、どのくらいの手数料が相場なのかを知るためにも、複数のファクタリング会社に同じ条件で見積もりを取ってみることをおすすめします。

 

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